日本昆虫学会

関東支部1997年度大会

平成9年12月7日,東京農業大学において1997年度関東支部大会が開催された.講演の発表者と演題は以下の通りである.参加者は100名ほどで,かなりの盛況であった.
  1. ○上里卓己・河合省三(東京農大):沖縄のマンゴーに寄生するカイガラムシの寄生蜂に関する知見
  2. 岸本良一(幸手市):サッポロトビウンカ Unkanodes sapporonaとその近縁種 U. excisus について
  3. ○黒須詩子・石塚 新(東京農大)・青木重幸(立正大):大和田守博士によって北ベトナムで発見された巨大ゴールをつくるツノアブラムシの一種
  4. ○高見泰興(都立大)・石川良輔(渋谷区):クロオサムシ(甲虫目、オサムシ科)の亜種形成と分布パターン
  5. 橋本健一(千葉県立衛生短大):北海道に侵入したオオモンシロチョウ Pieris brassicae の光周反応に関する知見
  6. 鶴田賢治(横浜植防)スリランカのミカンコミバエ種群 (I)
  7. 酒井清六(大東文化大): メキシコの革翅目について
  8. 桜井幸一(宮城県農業センター):昆虫寄生菌のイネドロオイムシに対する病原性と防除効果
  9. 北野日出男(創価大学):ボルネオの自然 -キナバル国立公園を訪ねて- 
  10. 手塚俊行(キャッツ・アグリシステムズ):キムネクマバチのラビットアイ系ブルーベリーにおける振動採餌
  11. 有賀文章(横浜市)クロスズメバチの行動および働蜂の寿命
  12. 巣瀬 司(シラサギ記念自然史博):9701と9703のコアシナガバチの女王は、なぜ子育てをやめたのか?
  13. 〇穂積 訓・山根爽一(茨城大):ペーパーモデルによるフタモンアシナガバチの巣の温度特性の測定
  14. ○Liu,Zhibin・Yamane,Soichi・Yamamoto,Hiroshi(Ibaraki University):Nestmate recognition in a temporarily parasitic ant, Lasius umbratus (Nylander) and it's host, L. japonicus Santsch: Behavioral and chemical approach.
  15. 中原雄一(蚕昆研):結紮、絶食した寄主体内での寄生蜂の発育におよぼす寄主のステージの影響
  16. ○村上政晴・手塚俊行(キャッツ・アグリシステムズ):2種のクサカゲロウにおけるオンシツコナジラミの捕食行動
  17. 秦 珠子(蚕昆研):オニグモの紡糸口の形態観察
  18. 井上大成(森林総研):小川学術参考林(茨城県北茨城市)とその周辺のチョウ類相(予報)
  19. 吉松慎一(草地試験場):タバコガ類幼虫の体色変異
  20. 桐谷圭治(農環研):昆虫の温度発育法則
  21. ○渡辺匡彦(蚕昆研)・田中一裕(北大低温研):クロウリハムシ成虫における myo-inositol の蓄積とその合成能の季節変化
  22. 田中誠二(蚕昆研):コオロギの翅型間の生理特性の違い:オスの場合
  23. ○Liu,Zhibin・Wang,Qingchuan・Wang,Haichuan・Zheng,Zheming (Shaanxi Normal Univ.)・Yamane,Soichi(Ibaraki Univ.):The morphometric,phenotypic and faunal studies of three Locusta subspecies in China.
  24. 園部力雄(栃木県博):ヒメカメノコハムシの飼育結果
  25. ○安富和男(社会事業大)・富岡康浩(イカリ消毒)・蒔田増美(八戸市):希少種キイロカメノコハムシの分布と生態 (3)
  26. 持田 作(農用地整備公団):国際昆虫学研究所(Int'l Inst. Ent., ロンドン)の Bull.Ent.Res.,編集委員会に出席して
(支部幹事 岡島秀治)