注意点

ご参加にあたっては、以下の点にご注意ください。

1） 公開シンポジウムへの参加には事前申込みが必要です。
参加をご希望の方は、事前に下記の「参加申込みフォーム」をクリックして参加申込みをお願いいたします。
なお、シンポジウムは2つございますので、お間違えの無いように、よく確認の上お申込みください。
すでに本大会に参加登録されている方の事前申込みは不要です。
参加申込みフォーム

2）本公開シンポジウムは「Zoom」を使用して行われます。事前に必要な環境をご確認ください。
申込みされた方には事前にシンポジウム会場のURLをお送りしますので、時間になったらURLをクリックするなどしてアクセスしてください。
会場は十分な定員数を確保しておりますが、定員に達した場合、会場にご入場いただけない可能性もありますので、予めご了承ください。

3) 本大会自体への参加には、別途大会参加申込みと参加費の支払いが必要です。詳しくは、大会案内ウェブページをご覧ください。

4）その他ご不明な点はメールにて日本昆虫学会第81回大会事務局（konchugakkai81@gmail.com）までお問い合わせください。

シンポジウム1　昆虫分類学の問題点　過去・現在・未来

2021年9月4日（土） 13:00 〜 15:00

趣旨

昆虫分類学は新しく発見された昆虫種や既知の種を単位に整理し、体系化していく。この作業は生物進化の過程を解き明かす研究である。さらに、生態学や生理学などの基礎でもある。われわれのほとんどの研究は昆虫分類学から始まるといってもよいだろう。しかし、分類についても問題点は多々存在する。分類の問題点について分類、進化、生態、生理などを研究しているものが一同に介してコンセンサスをとることは難しい。さらに、科学の進歩により分類学者のなかでも時代とともに問題点の認識や専門用語が異なるなど共通の理解は難しくなってきている。そこで、本シンポでは過去、現在および未来について年代を分けた講演者に問題点を指摘していただき、いろいろな分野の方々とコンセンサスをとることを目的とする。

プログラム

シンポジウム2　節足動物の大進化はどこまで解明されたのか

9月5日（日） 13:00 〜 15:00

趣旨

近年，昆虫（六脚類）と甲殻類が，単系統群を構成するという説に基づいて，「汎甲殻類」が提唱されている．この分類群名の代わりに「広義の甲殻類」が用いられる場合があり，この場合には昆虫は甲殻類の一部であるとされる．「汎甲殻類」仮説を支持する証拠は分子系統解析のみならず，神経系などの内部形態からも得られている． そこで本シンポジウムでは，分子系統解析のみならず，エボデボ，機能遺伝子などの観点から，昆虫にいたる進化の道筋がどこまで解明されたのかに焦点を当てる．節足動物全体からみて昆虫がどこから生じて系統的にどこに位置するのか，昆虫内部の系統関係は本当に明らかになったのか，昆虫の多様性の秘密はなにか等についても考える機会を提供したい．

プログラム

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