日本昆虫学会

学会誌「昆蟲(ニューシリーズ)」投稿規定

「昆蟲(ニューシリーズ)」は「Japanese Journal of Entomology」の和文の後継誌である. 本誌は,昆虫学およびその関連分野に関する「総説」,「原著論文」,「短報」,「特集」,「連載」,「新記録ノート」,「フォーラム」,「書評」など を掲載する.

総説・原著論文・短報の投稿原稿は,2名以上のレフェリーによる査読を受け,査読結果ならびに編集部委員の意見を参考にして編集長によって掲載の可 否が決定される.また,他の学会誌などに発表されたり投稿中のものであってはならない.

特集,連載については,編集部による企画・執筆依頼とともに,会員による企画応募を受け付ける.企画応募者は,責任者,趣旨,執筆予定者,予定ペー ジ数,掲載希望時期などの情報を編集部に伝える.企画内容を編集部で検討して,編集長が採否を決定する.いずれの場合も,企画担当者(編集部以外)が原稿 の査読,取りまとめを行い,編集部にその結果を送付する.送られてきた資料を基にして,編集長が受理の判断をする.

新記録ノートとして,論文形式によらない,日本を含む東アジア地域の新記録昆虫および日本産昆虫の外国への侵入新記録のデータ(必要なら簡単な解説 とともに)を掲載する.ただし,証拠標本を万人がアクセス・利用可能な状態で,公的機関に収蔵することを条件とする.また,少なくとも1名の専門家による 査読を行い,編集長が受理の判断をする.

フォーラムでは,昆虫学に関わる学術的なアイディア,意見,討論などとともに,学会運営・学会研究活動上重要な提案,提言,アピールなどとそれに対 する意見(賛成,反対)を掲載する.投稿意見は,編集部で採否を決定する.

書評は,新刊書の紹介だけでなく,既刊書の書評も掲載する.投稿原稿は,編集部で採否を決定する.

個人会員(著者の一人に含まれていればよい)による投稿論文・記事は,16 印刷ページ以内は無料とし,超過ページの経費を著者負担とする.超過ページの負担金額は1 印刷ページ当たり8,000 円である.会員外の投稿を歓迎する.会員外の投稿論文・記事については,16 印刷ページまでは2,000円/頁,超過ページ10,000円/頁を著者負担とする.ただし,編集部からの依頼記事の場合,著者が会員外であっても,ペー ジチャージの条件は会員と同じとする.別刷代金は著者の負担とする.なお,カラー印刷については,電子版(PDF)のみ,あるいは電子版と冊子体両方での カラー印刷を希望できる.前者の場合の経費負担はないが,後者の場合は,その全額(25,000円/頁)を著者の負担とする.

投稿

原稿は,原則として, MS Word (.doc)またはリッチテキスト(.rtf)形式で作成し,本文に通し行番号を付けたファイルと図のファイル,必要事項を記入した規定の原稿送付状を, 電子メールに添付して,編集部あてに送る.原稿送付状の書式は,昆蟲(ニューシリーズ)各巻1号の巻末に綴じ込まれている.また,「日本昆虫学会」公式 ウェブサイトから電子ファイルをダウンロードすることができる(http://www.entsoc.jp/home.htm).

電子メールでの投稿が難しい場合は,CDあるいはプリントされた原稿に,必要事項を記入した規定の原稿送付状を付して,編集部あてに郵送してもよ い.プリント原稿で投稿する場合には, A4 版の用紙を縦長に使い,41字×30行で用紙の片面のみに11~12ポイントのフォントサイズでプリントアウトした原稿1部(図や表のコピーを含む)を送 る.

最終原稿は編集部からの指示にしたがって作成し,編集部宛に,電子メールに添付して送るか,CDおよび原図の形で郵送する.

なお,原稿ファイルの作成法などについて,疑問がある場合は,編集部に問い合わせられたい.

「昆蟲(ニューシリーズ)」原稿送付状(MS Word, 40KB)

「昆蟲(ニューシリーズ)」原稿送付状(リッチテキスト, 64KB)

総説・原著論文・短報原稿

原稿はかならず下記の要領に従って作成する.これが守られていない場合には,原稿を受け付けないことがある.

[本文]

総説・原著論文の本文は,表題,著者名,所属機関とその所在地または住所,これらの事項の英文表記,250語以内の英文抄録(Abstract), 英文キーワード(7語以内:英文表題に含まれない語をアルファベット順に並べる),本文,要約,(謝辞),文献,(表),(図の説明)の順に配列する.短 報は2印刷ページ以内とし,セクション等で区切らない.また,英文抄録を除くことができる.

句読点には「.」,「,」,「:」,「;」,「・」を用いる.動植物の属以下の学名は斜字体で表記する.全体的な体裁については,最新号をよく参照 されたい.

[文献]

本文中での文献の引用は次の形式で行う.

著者が1名の場合:
野村 (1939, 1940),Wilson (1985a, b),(野村1939; Wilson 1985a, b)
著者が2名の場合:
山崎・西村(1955),Wood & Borkent (1989),(山崎・西村1955; Wood & Borkent 1989)
著者が3名以上の場合:
堀ら (1967), Kono et al. (1940),(Andrewartha et al. 1967;三島ら 1971)

文献は原稿本文の末尾に著者のアルファベット順,著者ごとの年代順に次のような形式で記す.雑誌名はフルネームで示し,省略しない.

  • Alexander CP (1938) New or little known Tipulidae from Eastern Asia (Diptera) XXXVII. Philippine Journal of Science, 66: 221-259.
  • ダニレフスキー AS (1966) 昆虫の光周性(日高敏隆・正木進三 訳).東京大学出版会,東京.
  • 江崎悌三・堀浩 (1929) 異種の天蛾の交尾の一例.昆蟲,3: 194-195.
  • 江崎悌三・堀浩 (1934) 北海道大雪山麓層雲峡雪渓の蛾類.昆蟲,8: 228-236.
  • Gerson U, Simley R (1990) Acarine Biocontrol Agents: An Illustrated Key and Manual. Chapman and Hall, London.
  • 一色周知 (1950) 長翅目.日本昆虫図鑑,改訂版(石井悌ら 編): 405-411,北隆館,東京.
  • Sakagami SF, Laroca S, Moure JS (1967) Wild bee biocoenotica in Sao Jose dos Pinhais (PR), South Brazil. Preliminary report. Journal of Faculty of Science, Hokkaido University, VI Zoology, 16: 253-291.
  • 梅谷献二・関口洋一・潮新一郎 (1973) ミカンコミバエの産卵能力,およびメチルオイゲノールに対する反応.日本応用動物昆虫学会誌,17: 63-70.
  • Wood DM, Borkent A (1989) Phylogeny and classification of the Nematocera. In: McAlpine JE et al. (eds) Manual of Nearctic Diptera,3: 1333-1370. Research Branch, Agriculture Canada, Monograph (32).

[図表]

表は,MS Word などの文書作成ソフトの表作成機能を使って作るか,またはタブ区切りテキストとし(スペースで区切らない),本文と同一のファイルにする(「文献」の後に 頁を変えて作成).

図はすべて挿図(Figure)として扱い,図版(Plate)にはしない.図のファイル作成に当たっては,投稿時は圧縮されたファイルサイズの小 さなものとする(PDF, JPEG等のWord/PowerPointへの貼付).最終原稿のファイルは,線画はEPSか800dpi TIFF,写真は300dpi TIFFを推奨する.電子版のみでカラー印刷を希望する場合,冊子体のモノクロ印刷でも明瞭な画質が担保できるファイルを用意する.原図で投稿する場合, 線画は耐水性黒インクで鮮明に描き,そのまま印刷できるようにする.印刷された図の拡大(縮小)率を示したい場合には図中にスケールを入れる.原図は台紙 に貼り,うす紙のカバーをかけ,これに著者名,簡略化した論文表題,図の番号,上になる方向を示す.原図上に取り扱い指定文字を入れる場合にはかならず青 鉛筆を用いる.原図の大きさはB4 版以内とする.原図の返送が必要な場合はその旨をカバーに記入し,相当する郵便切手をはり,宛先を記入した封筒も編集部あてに送付すること.図の説明は, 原稿末につける.

図表の表記は,日本語でも英語でもよい.図表ファイルの作成法について,疑問がある場合は,編集部に相談されたい.

その他の記事の原稿

基本的に上記の論文原稿の形式に従うが,最新号の同種の記事の体裁を参照すること.

[新記録ノート]

以下の項目は必須:表題;報告者名,所属,住所;種名,科名,目名;標本個体数,保存状態,保存機関;採集地,年月日;採集者,所属,住所;同定 者,所属,住所;これまでの分布記録;参考文献(同定に必要な文献は必須). なお,採集時の状況,生態,形態など諸々の情報を,備考として記載できる.記述は日本語でも英語でもよい.日本語の場合は英語の記述を,英語の場合は日本 語の記述を併記できる.ただし,種名の記述は学名とし,和名(新称を含めて)を併記できる.

(例)

  • ショウジョウバエ1種の日本からの初記録 [A new record of one species of Drosophila from Japan]
  • 和多田正義(愛媛大学理学部生物学科,〒790-8577 愛媛県松山市文京町2番5号)
    [Masayoshi Watada; Department of Biology, Faculty of Science, Ehime University; 2-5 Bunkyo-cho, Matsuyama, Ehime 790-8577, Japan]
  • 種:
    Drosophila (Drosophila) guangdongensis Toda & Peng, 1989 (Diptera, Drosophilidae)〔ボッチャンショウジョウバエ,新称〕
  • 標本:
    1♀(99.5%エタノール); 北海道大学総合博物館(SEHU No.xxxxxx)
    [Specimen examined: 1♀ (in 99.5% ethanol); The Hokkaido University Museum (SEHU No.xxxxxx)]
  • 採集地:
    愛媛県松山市(北緯xx゜xx’xx”, 東経xx゜xx’xx”)
    [Collection locality: Matsuyama, Ehime Pref., Japan (xx゜xx’xx”N, xx゜xx’xx”E)]
  • 採集日:
    2009年12月24日
    [Collection date: 24.xii.2009]
  • 採集者:
    加藤雄大(愛媛大学理学部生物学科,〒790-8577 愛媛県松山市文京町2番5号)
    [Collector: Takehiro Katoh; Department of Biology, Faculty of Science, Ehime University; 2-5 Bunkyo-cho, Matsuyama, Ehime 790-8577, Japan]
  • 同定者:
    戸田正憲(北海道大学低温科学研究所,〒060-0819札幌市北区北19条西8丁目)
    [Identification: by Masanori J. Toda; Institute of Low Temperature Science, Hokkaido University; N19 W8, Kita-ku, Sapporo 060-0819, Japan]
  • これまでの分布:
    中国(福建,江西,広東,雲南),ミャンマー
    [Former distribution records: China (Fujian, Jiangxi, Guangdong, Yunnan), Myanmar]
  • 参考文献:
    Toda MJ, Peng TX (1989) Eight species of the subgenus Drosophila (Diptera: Drosophilidae) from Guangdong Province, southern China. Zoological Science, 6: 155-166.
  • 備考:
    最近の侵入種ではなく,もともと分布していた個体群の新発見かもしれない.
    [Remarks: This species may not have recently invaded Japan, but have been naturally distributed there since before.]

校正

著者校正は,原則として初校のみとする.著者は校正ファイル(刷り)を受け取った後,3日以内に返送すること.校正中での変更や追加は認めない.

著作権

掲載論文の著作権は日本昆虫学会に帰属する.

規定の改訂

「編集方針」,「記事の区分」,「投稿資格」,「査読規定」,「著作権」および「規定の改訂」などの重要事項の改訂については,評議員会の承認を必 要とする.ただし,これらを除く軽微な変更については,編集委員会の議を経て行い,評議員会に報告する.

規定の適用

この規定は,2012年1月以降に投稿される論文・記事から適用する.

案内

和文誌への原稿の送付および論文に関する問い合わせ先(2014-2015年度):

〒060-0810
札幌市北区北10条西8丁目 北海道大学総合博物館内 日本昆虫学会編集委員会和文誌編集部
大原昌宏(Tel & fax: 011-706-4506, E-mail:ohara@museum.hokudai.ac.jp

本投稿規定は和文誌のものです.英文誌の投稿規定は「Entomological Science」誌をご覧ください.なお,英文誌に関する問い合わせ先(2014-2015年度)は次のとおりです:

〒060-8589
札幌市北区北9条西9丁目 北海道大学大学院農学研究院昆虫体系学教室内
日本昆虫学会編集委員会英文誌編集部
秋元信一

英文誌,和文誌とも,それぞれの巻末(和文誌は1号のみ)に投稿規定が掲載されていますので,必ず熟読した上で原稿の作成・投稿をお願いしま す.なお,規定は改定されることがあるので,最新号ならびに「日本昆虫学会」公式ウェブサイト(http://www.entsoc.jp /home.htm)を参照してください.