自然保護委員会

日本昆虫学会自然保護委員会は、1966年度春期評議員会の決定に基づいて設置され、昆虫を中心とした自然保護・生物多様性保全に関する 問題を審議し、 代議員会の承認を得ながらさまざまな活動を展開しています。

最近の主な活動

2020年12月
「気象庁による生物季節観測の変更の見直しを求める要望書」を気象庁長官に、26学協会と共同で提出(自然史学会連合担当)
2017年12月
「福島県のマルコガタノゲンゴロウ保全に関する要望書」の提出について
2015年6月
「熊本県のゴイシツバメシジミ保全に関わる要望書」への回答書を送付
2015年1月
「熊本県のゴイシツバメシジミ保全に関わる要望書」を経済産業省資源エネルギー庁長官、環境省自然環境局局長、農林水産省林野庁長官、文部科学省文化庁長官、JNC株式会社社長宛に日本鱗翅学会と共同で提出
2011年12月
与那国島への自衛隊配備計画に関わる要望書(防衛大臣、沖縄県知事、与那国町長宛)を防衛大臣、沖縄県知事、与那国町長に、 与那国島への自衛隊配備計画に関わる要望書(環境大臣宛)を環境大臣に、日本甲虫学会、日本鱗翅学会、日本昆虫分類学会、日本トンボ学会と共同で提出
2002年12月
環境大臣宛に「外国産昆虫の輸入に関わる外来種管理法の早期設置に向けての要望書」、農林水産大臣宛に「植物防疫法に基づく外国産昆虫の輸入規制緩和に対する要望書」、 経済産業大臣宛に「外国産昆虫の輸入および流通に関わる要望書」を 日本鞘翅学会、日本甲虫学会、日本 昆虫分類学会と共同で提出
2002年12月
「昆虫類の多様性保護のための重要地域 第3集」を発行
2002年9月
第62回大会(富山大学)において、本委員会主催シンポジウム「わが国における昆虫の外来種問題」を開催
2001年10月
「内大臣林道の大規模林道への変更に関わる要望書」を 林野庁、文化庁、環境省、熊本県、矢部町に提出
2001年9月
第61回大会シンポジウム「湿地性昆虫の現状と保護」を開催
2000年12月
「昆虫類の多様性保護のための重要地域 第2集」を発行
2000年9月
第60回大会シンポジウム「昆虫類の多様性保護のための東日本の重要地域-現状と保護-」を開催
1999年10月
「鯵ヶ沢スキー場拡張計画に係る要望」を青森県に提出
1999年9月
第59回大会シンポジウム「昆虫類の多様性保護のための西日本の重要地域-現状と保護-」を開催
1999年3月
「昆虫類の多様性保護のための重要地域 第1集」を発行
1998年10月
第58回大会シンポジウム「都市近郊の昆虫の多様性」を開催
1997年10月
第57回大会小集会「里山の昆虫の過去・現在・未来」を開催
1997年3月
「日本の絶滅のおそれのある野生生物-レッドデータブック-」の昆虫類リストについての見直し作業を本委員会が窓口 になって 行い環境庁((財)自然環境研究センター)に答申

出版物

「昆虫類の多様性保護のための重要地域」第1集を1999年3月に、第2集を2000年12月に、第3集を 2002年12月にそれぞれ刊行した。 第3集は、巻末に第1~3集に掲載した地域と昆虫の総索引をつけた。

お知らせ

  • 2005年 9月24日 第65回大会(岡山大学)において、本委員会主催シンポジウム「外来昆虫への対応を考える」を開催予定

委員会組織(2022-2023年)

自然保護委員長
林 成多 ((公財)ホシザキグリーン財団)
自然保護委員
(北海道) 奥寺 繁(北海道教育大学旭川校理科教育専攻)
(東 北) 三田村敏正(福島県農業総合センター浜地域研究所)
(関 東) 石川 忠(東京農業大学農学部)
(東 海) 岸本年郎(ふじのくに地球環境史ミュージアム)
(信 越) 嶋田 敬介 (石川県立自然史資料館)
(近 畿) 吉村真由美(森林総合研究所関西支所)
(中 国) 鶴 智之 (鳥取県立博物館)
(四 国) 吉冨博之(愛媛大学農学部)
(九 州) 荒谷邦雄(九州大学大学院比較社会文化研究院)